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「エリザベス女王を狙撃しそうになった」 元近衛兵が衝撃告白

TechinsightJapan 2017年1月6日 18時10分 (2017年1月6日 23時40分 更新)

90歳にして大変体が強く、健康状態は良いとされる英エリザベス女王。しかし女王も時には不眠に悩まされ、ベッドを抜け出して散歩に出ることがあるそうだ。そんな女王のもとで働いていた元近衛兵が、“ある晩”を振り返り「女王を銃で撃ちそうになったことがある」と衝撃的な告白をした。

このほど元近衛兵が『The Times』の取材に応じ、エリザベス女王は時々夜、寝つけないことがあるのです」と告白。そのような時、女王は深夜であろうとジャケットを着て宮殿の敷地を散歩するそうだが、元近衛兵はある日の深夜3時頃に暗闇の中で人の姿を確認し、思わずこう叫んだという。

「そこにいるのは誰だ!」

するとそこにいたのは、エリザベス女王だったとのこと。安堵しつつも元近衛兵は、「クソ、なんてこった! 王、あなたを狙撃するところでしたよ!」と口走ってしまったのだそう。
しかし「不適切な発言をしてしまった」とすぐに気付いた元近衛兵は「女王に酷く叱られる」と覚悟したものの、女王はこう言葉を返したという。

ああ、良いんですよ。でも次は事前に電話しますね、あなたが私を狙撃しなくてもすむように。


とても落ち着きのあるエリザベス女王は、銃を構えたうえに悪い言葉を放った元近衛兵を責めることもなかったそうだ。

そんなエリザベス女王は昨年暮れにひどい風邪を引き体調を崩したことが伝えられていたが、王室によると今は体調も良くなりつつあるという。女王が元気で明るい笑顔を再び見せてくれる日を、多くの英国民が心より待ち望んでいる。