大阪 50代以下はワクチン接種後の死者なし
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10月21日、第60回大阪府新型コロナウイルス対策本部会議が開催され、
50代以下ではワクチン接種を完了していれば死亡者がゼロです。
大阪では春に流行したアルファ株で、本来なら入院して治療を受けなければならないのに入院先が確保できずに自宅で死亡した事例が相次ぎました。9月25日の朝日新聞の記事によると、関西地方では8月末までに合計54人が自宅や施設で療養中に死亡。うち少なくとも44人が第4波の4~5月に大阪府、兵庫県、京都府で亡くなりました。同記事によれば、全国では8月末までに200人以上が入院できず死亡しており、最も多いのが8月の東京都だったようです。そして、死亡者の中には60代以上の高齢者のみならず、40代、50代の中年の患者も少なくありませんでした。つまり、40代以上(あるいは30代以上といえたかもしれません)にとって新型コロナは「死に至る病」だったわけです。
しかし、それが一転。ワクチン接種を完了していれば、大阪府の調査が示すように50代以下にとってはもはや新型コロナは怖い病気ではありません。そして、この大阪府のデータを報道したメディアはこの点を強調しています。例えば読売新聞は「2回接種した20~50代、感染後も死亡ゼロ」という見出しの記事をウェブサイトに掲載しています。
10月21日、第60回大阪府新型コロナウイルス対策本部会議議事録の詳細は
https://www.pref.osaka.lg.jp/attach/38215/00410045/ikkatsu.pdf