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注意!!※中国産食品が危ない(其の一)

毒餃子事件」以後も変わらない。
中国産食品に殺される世界の人々

価格の安さに惹かれ、多くの人が購入する中国産の食品。しかし、台湾出身の評論家・黄文雄さんは、「安易に手に取る前に食の安全を考えるべき」と訴えます。黄さんは今回、自身のメルマガで中国の食品工場の衛生管理の杜撰さ、使用されている薬品の危険性などを白日のもとに晒しています。

※本記事は有料メルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』2017年12月19日号の一部抜粋です。

プロフィール:黄文雄(こう・ぶんゆう)
 1938年、台湾生まれ。1964年来日。早稲田大学商学部卒業、明治大学大学院修士課程修了。『中国の没落』(台湾・前衛出版社)が大反響を呼び、評論家活動へ。著書に17万部のベストセラーとなった『日本人はなぜ中国人、韓国人とこれほどまで違うのか』(徳間書店)など多数。

★【中国】いまだ中国が有毒な偽物食品、偽薬品の輸出大国であり続ける理由 
「海外ダイエット食品」の模倣品工場を摘発 中国・江蘇省


蘇州での偽装食品の摘発です。記事によれば、その模倣の仕方はまるで研究者のようだったそうです。まず、本物をひとつ買ってきて、原材料として記されている物質をすべて調べて、同じものを調達し、それらを調合していきます。味も本物と同じにするために、本物の味を覚えてから、調合した原材料だけでは補えない味をクッキーなどをまぜて本物に近づける。完成したら、本物そっくりの偽のパッケージをつければ完成です。

偽物が大量にできたら、それをさばく業者もいます。今回は、インターネット通販を利用し、約10省・市・地区にネットワーク販売を展開して売りさばいていたということです。この摘発では、ダイエット食品だけでなく、人気ブランドの模造品なども大量に押収されました。逮捕された21人のうち、主犯格の男は、妻に「月6万元(約100万円)以上稼げるぞ」と喜びの報告をしていたそうです。

どういういきさつで摘発されたのかは、記事にはないので分かりませんが、習近平のクリーンなイメージを創り上げるための政府のプロパガンダを目的とした逮捕劇だったのかもしれません。

中国の偽食品については拙著でも何度も取り上げてきましたし、このメルマガでも機会あるごとに紹介してきましたが、今一度、日本人の皆さんに注意を喚起するために取り上げたいと思います。

今、日本の食卓には中国産の食品が数多くのぼっています。スーパーでは中国産の加工品が国産のものより安く並んでいるため、つい手に取ってしまうことも多いのではないでしょうか。

ちょうど、最近、文藝春秋オンラインで「危ない中国産食品」シリーズという記事が配信されていたので、そちらを紹介したいと思います。これは過去の話ではなく、今現在の話だということを念頭に置いて読んで下さい。

週刊文春記者が見た! 危険すぎる中国産食品#1 漬物編 「ゴミじゃないよ、ニンジンよ!」

記者は、四川省の漬物工場にバイヤーを装って潜入取材しています。案内された工場の担当者は次のように言っています。

当社は、青菜、ニンニク、しょうが、大根、ニンジンなどの漬物を作っています。常温で、16カ月持ちますよ。安全面に問題ありません。中国のCIQ(中国検査検疫局)の調査に合格していますから。

もちろん安全なわけがありません。一部を以下に抜粋します。

なんと、ニンニクは地べたに積まれ、汚れたプラスチック容器にスコップで入れられていた。

別の発酵槽らしきものを覗くと、泥水のような茶色い液体に浸った多数の白い袋が見えた。どう見ても泥水にゴミ袋を放り投げたようにしか見えず、老女に尋ねてみた。「おばさん、この槽はゴミ置き場なの?」「ゴミじゃないよ! ニンジンを漬けているのよ! それは泥水じゃなくて塩水だよ。もう何年も取り替えていないからそんな色なのよ。このあたりの伝統の漬け方なの」

プラスチックの甕に入ったマッシュルームの塩漬けを見せてもらったところ、腐って黒くなっていたのだ。

これが、日本の外食チェーンで、パスタなどの洋食に使われているのかと思うと、寒気がした。

                         次回へ続く