自民・杉田議員頭は良いんだろうけど常識に欠ける
比例中国ブロック)が月刊誌への寄稿で、性的少数者(LGBTなど)について「LGBTのカップルのために税金を使うことに賛同が得られるものでしょうか。彼ら彼女らは子どもを作らない、つまり生産性がないのです」などと書き、ネット上で炎上している。
▽LGBT:「生産性なし」自民・杉田議員の寄稿が炎上
毎日新聞2018年7月21日
自民党の杉田水脈(すぎた・みお)衆院議員(比例中国ブロック)が月刊誌への寄稿で、性的少数者(LGBTなど)について「LGBTのカップルのために税金を使うことに賛同が得られるものでしょうか。彼ら彼女らは子どもを作らない、つまり生産性がないのです」などと書き、ネット上で炎上している。杉田氏はツイッター上で<全文を読んでから批判してほしい>と反論したが、性的少数者のみならず高齢者や子のない夫婦も否定するかのような内容で、批判が広がっている。【大村健一/統合デジタル取材センター】
杉田氏の寄稿は「新潮45」(新潮社)8月号の「『LGBT』支援の度が過ぎる」。同誌の特集「日本を不幸にする『朝日新聞』」の1本。冒頭に「朝日新聞や毎日新聞といったリベラルなメディアはLGBTの権利を認め、彼らを支援する動きを報道することが好きなようですが、違和感を覚えざるをえません」と執筆動機を書いている。
寄稿を読んだ立憲民主党の尾辻かな子衆院議員(比例近畿ブロック)が18日、自身のツイッターで「生産性」のくだりに対し「LGBTも納税者であることは指摘しておきたい。当たり前のことだが、すべての人は生きていること、その事自体に価値がある」と杉田氏を批判。これをきっかけに炎上した。
ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)上では
<独身者、子供のいない夫婦、さまざまな事情で子供が作れない人も、すべて生産性がないので税金を使うなということか>
<国民を生産性の有無で分別し、後者を抑圧するのはナチスの優生思想と同じことではないか>
などとの反感が広がった。
※気配り、心くばり、思いやりができない人間が議員なんかになっちゃいけませんよ。