バスに乗って散歩に出かけるワンちゃん
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米ワシントン州シアトルには、自力でバスに乗り、目的地に着いたら降りて、すたこら歩いてドッグランのある公園に通う犬がいるという。そこに飼い主の姿は見当たらない。バスの利用客も最初は驚いたそうだけど、ほぼ毎日のようにバスを利用する犬の姿に、今ではすっかりなじみの客となっており、その場を和ませている。
犬の名前はエクリプスさん(2歳、メス)。黒のラブラドールとブルマスティフの混血種だ。バスの運転手にも顔なじみとなっており、どの運転手もエクリプスさんを乗車拒否しない。無賃乗車すら快く許している。
すっかり名物犬となったエクリプスさん。噂を聞きつけた地元ラジオ局のホスト、マイル・モンゴメリー氏がこの犬に関して調べたところ、飼い主を突き止めることができた。飼い主であるジェフ・ヤングさんに話を聞いたところ、以前は週に数回、エクリプスさんを連れて自宅からバスに乗り、4つ先の停留所にある公園に一緒に来ていたのだという。
ところがある日、ヤングさんがバスに乗る前にタバコを吸っていたところ、待ちきれないエクリプスさんは、ヤングさんを置いて1匹でとっととバスに乗って行ってしまったのだという。
慌ててヤングさんが次のバスで駆け付けたが、エクリプスさんは無事に公園に到着していたようで、しれーっと楽しそうにドッグランで遊んでいたそうだ。
一人で公園に行けちゃうことを覚えたエクリプスさん。以来飼い主がいなくてもバスに乗って公園に行くようになったという。エクリプスさんは公共ルールも守るし、道路もきちんと歩道を通る。信号は青になるまでちゃんと待つ。人に噛みついたり吠えたりすることもない。なのでヤングさんもさほど心配はしていないそうだ。