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自転車、家電など…リコール後の事故422件

読売新聞 1月28日(金)14時41分配信

 家電や自転車などの身近な製品で重傷以上の事故や火災が発生し、メーカー側がリコール(自主回収など)を開始した後にもかかわらず、事故が再発したケースが、2007年度からの3年間に422件あったことが、総務省の行政評価で分かった。

 同年からスタートした国の重大製品事故報告・公表制度に基づき、リコール情報については経済産業省消費者庁が公表しているが、総務省は消費者への情報伝達が不十分だとして近く、両省庁に対し、リコールの周知や回収率の向上を図るよう勧告する。

 同制度の開始後、消費者庁などに報告された重大製品事故は09年度までで3774件。その間、103製品でリコールが行われた。

 ところが、総務省の調査報告書などによると、制度導入前からリコールを実施していた製品も含む104製品で、09年度までの3年間にリコール後にも422件の事故が発生。うち27製品、30件については、自転車のフレームが折れて転倒し、乗っていた人が骨折したほかベビーカーを折りたたんだ際に子供が指を挟み切断したといった、使用者が重傷以上となった事故だった。その他の392件は、石油給湯器や電子レンジなどでの発煙や火災だった。

 同じ期間に重大事故を起こし、リコールを始めた製品のうち、抽出した51製品について調べてみたところ、消費者が製品の回収や修理に応じた割合は平均35・7%だった。うち、13製品では10%に満たなかった。


           ★皆さん身の回りの製品もう一度見直したら如何かな?


            リコール・製品回収等の情報サイト一覧

             http://www.consumer.go.jp/recall/site/index.html