日日是好日

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今宵はブルームーン

ブルームーン」とは、1ヶ月に2回「満月」になることです。
月の満ち欠けは、平均すると「29.5日」のサイクルで繰り返されます。
一方、1ヶ月は、2月をのぞけば30日か31日間。
このため、月の初めに満月があると、月末に再び満月になります。
今月は2日が満月でした。そして今夜(31日)も満月、「ブルームーン」です。「ブルームーン」は、およそ2年半に1度の割合で巡ってきますが
今年は1月に続いて、なんと2度目です。
欧米では神秘的な現象として知られていて
ブルームーンを見ると幸せになれる」という言い伝えもあります。

次にブルームーンが楽しめるのは、2020年10月

東京オリンピックの年までお預け。
満開の桜が楽しめる地域では、満月に照らされる夜桜を楽しんでみませんか?

『月々に 月見る月は 多けれど 月見る月は この月の月』

昨日の月

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に関する雑学
■月の呼び名あれこれ

三日月や満月といった、今でも使う呼び名のほかに、
昔の人は月にさまざまな名をつけていました。

たとえば十六夜(いざよい)の月。
十六夜十五夜に比べて30分ほど月の出が遅くなるので、
それを月がいざよう(ためらう)と表現したのです。

それ以降は17日の月を立待(たちまち)月、
18日を居待(いまち)月、19日を寝待(ねまち)月と呼びます。
月の出を待つ人の姿勢を名前にしているのが面白いですね。

月の出が遅いということは月の入りも遅いわけですから、
明け方の空に残る有明(ありあけ)の月は
だいたい16日か17日以降の月ということになります。

有明の月を三日月の形に描いた絵師がいたら、
知識を疑ってみないといけません。

逆に月の出の早い間は夕方から空に月があるので、
夕月夜(ゆうづくよ)と呼んでいました。

これも風情のある呼び方ですね。