２０１５年度の公的年金運用損、５兆円超す

TBS News i 2016年7月1日

世界的な株安が年金運用を直撃した格好です。２０１５年度の公的年金の積立金の運用成績が、５兆円を超える損失となったことが関係者への取材でわかりました。
　ＧＰＩＦ＝年金積立金管理運用独立行政法人は、公的年金の積立金およそ１４０兆円を運用していて、３０日、２０１５年度の財務諸表を厚生労働省に報告しました。関係者によりますと、世界的な株安などが影響したことで、５兆円を超える損失が出たということです。

　ＧＰＩＦは、おととし運用比率を見直して、株式の割合を５０％に引き上げたことで株価の影響を受けやすくなりましたが、これについて、今週、塩崎厚生労働大臣は「長い目で見てどうなのかということが大事だと思う」と述べています。

　２０１５年度の運用成績は参院選後の今月２９日に公表されることになっていますが、例年よりタイミングが遅いため、野党から「損失を隠している」という批判が出ています。

※因みに議員の年金は、、、

http://www.office-onoduka.com/nenkinblog/2007/05/post_52.html