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無人探査機で小惑星を捕獲

キャッチした小惑星へ有人飛行、NASAが計画発表

[ケープカナベラル(米フロリダ州) 10日 ロイター] 米航空宇宙局(NASA)は10日、無人探査機で小惑星を捕獲し、月に近い軌道へ移動させ、宇宙飛行士を送り込むという計画を明らかにした。
この計画は、地球に衝突する可能性がある小惑星を見つける既存プロジェクトを拡大したもので、2030年代に予定されている火星有人探査計画の足掛かりにもなるミッションとされている。
構想によると、直径7─10メートル程度の小惑星の方向を無人探査機で変えて、月周辺の軌道に誘導。開発中のカプセル型有人宇宙船「オリオン」で宇宙飛行士が、早ければ2021年にも小惑星に着陸し、採取した岩石のサンプルを持ち帰るという。

オバマ米大統領が議会に提出した2014会計年度の予算教書では、同計画に1億0500万ドル(約105億円)が計上された。