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言い伝え

東北の伝承を集めた遠野物語」の第98話

明治三陸津波(1896年)妻と子二人を亡くした男性「福二」

妻の幻影誘われ浜に一晩立ち尽くすと言う話が収められているそうだ

その4代目に当たる子孫が今回母親を津波で亡くした長根さん

百余年前の先祖の姿が自分と重なったそうである

物語は副二のその後を「久しく煩ひたりといへり」と結ぶ

そのせいか、父親も祖母もこの話はしたがらなかったそうだが

母親だけは「本を買え、遠野物語に家の話が載ってる先祖のことだから

しっかりと覚えとけ」と話をしてくれたそうである

116年前の話みなさんも機会があれば是非読んでみてください


★詳細は 毎日新聞 2012/3/11朝刊(日曜)1面をご覧ください


毎日新聞 2012/3/11朝刊(日曜)よりお借りしました