居士林
在家修行者の為の専門道場で「居士」とは、在家の禅の修行者を指します。
白隠派の禅を唱えた今北洪 川の影響により、
円覚寺では明治時代に入ってから在家信者による居士禅が盛んになりました 。現在 も学生
坐禅会、土日
坐禅会と、初心者でも参加できる
坐禅会が定期的に開かれています。
選仏場の隣りにあり、在家信者の
坐禅道場として使われています。昭和の初めまで東京の牛込にあった 柳生家剣道場を
昭和3年に移築したものです。居士林という名は建物を寄進した柳生徹心居士にちなん でいます。毎週土曜17時から日曜10時頃まで
坐禅会が行なわれており、一般の参加も可能です。